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フランス語辞書・ビジネスマンにお勧めフランス語入門書

筆者が参考にしたフランス語辞書フランス語学習テキストなどを以下に紹介します。WEB上で手に入るものについてはリンクを設けてあります。実家にはスペイン語の参考書などもたくさんあるのですが、ここにあるのはほとんどがフランス語のために入手したものです。


ビジネスマンのフランス語

 フランス語の入門書はいくつか見てみましたし、購入したものもあるのですが、どうも気に入りませんでした。その理由はシチュエーションの設定が、旅行とか友達を訪ねるとか、そんな話ばかりだったからです。「フランソワが友達のマリーと食事に行きました。」なんて書いてあっても「それがどうした!」という気がしていました。なぜかと言うと、私の場合はいきなりフランス語で仕事をする状況になったからです。

 このサイトのコンテンツの元になっているのは2001年から滞在したセネガルの話ですが、2012年から今度は再びフランス語圏であるマダガスカルの仕事にかかわることになりました。そして「フランス語を思い出さなくては」と探して見つけたのが「ビジネスマンのフランス語」です。

「ビジネスマンのフランス語」 はフランス語の基本的な文法などの解説も、他の入門書同様に書かれていますが、例題のシチュエーションがフランスでのビジネス・シーンなのです。例文にも「我々は今収支計算を再確認しているところです。」なんていうものが出てきます。これぞ仕事をする上ではリアルな状況!

 もし単なる旅行とかではなく、仕事でフランス語圏へ行かれるのであれば、フランス語入門書として「ビジネスマンのフランス語」 をお勧めします。


フランス語の辞書

クラウン仏和辞典

 ハードディスクで使うクラウン仏和辞典は筆者が使っているフランス語の辞書です。CD-ROMからハードディスクにインストールして使う、いわゆる電子辞書です。機能としては弱いですが、検索による逆引きで和仏にも使えないことはありません。ハードディスクにインストールしたまま使える便利なフランス語辞書です。

 元になっているのはクラウン仏和辞典第3版で、コンサイスのデイリー英和辞典も含まれています。筆者は基本的に和仏辞典はほとんど使わず、英語か西語から仏語をひいています。特に仕事だとその方がぴったり合う単語が見つかるからです。

 ただし、残念なことにハードディスクにインストールして使うバージョンのクラウン仏和辞典は既に販売されていないようです。現在販売されているのはCD-ROMから使用するクラウン仏和辞典・コンサイス和仏辞典です。こちらは仏和と和仏が入っているので使い勝手は良さそうですが、CD-ROMの出し入れは面倒ですね。音声による仏語会話集が入っていたり、検索機能が強化されていたりするのでCD-ROMになったのでしょうか。

 オーソドックスな書籍版のクラウン仏和辞典もあります。クラウン仏和辞典の一覧はこちら。


ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典

 筆者は書籍になった分厚い和仏・仏和辞書は持っていません。それはコンピュータの中のもので済ませています。このプログレッシブ辞典はポケットサイズのものですが、筆者が日本でフランス語のレッスンを受けたときの先生に薦められたものです。正確に言うと先生も誰かから薦められたもののようですが。類書にはロワイヤル・ポッシュ仏和・和仏辞典もありますが、プログレッシブの方が売れているようです。


小学館ロベール仏和大辞典

 フランス語に詳しい人に聞くと、実務で使うのであれば、と必ず勧められるのがこのロベール仏和大辞典。仏仏辞書で有名な Robert を基にしていますが、単なる日本語訳ではなく、仏和辞典としてのきちんとした編集が行われています。プロの翻訳家などはこの仏和辞書を使っているようです。

 ネックは値段でしょうか。何しろ大辞典ですから、28,000円もします。でも良い仏和辞典が必要な人には、内容を考えたら決して高くはないと思います。


Standard French Dictionary
French-English English-French

Langenscheidt 刊

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 この英仏仏英辞典は妻の持ち物をもらったものです。こちらは上記の仏-西辞典より一回り厚く、内容も少し多いように思います。筆者は仕事では今まで英語を使うことが多かったので、英語からフランス語をひくことが今でも多いです。その方が確実に見つけられます。


Diccionario Manual
FRANCÉS-ESPAÑOL ESPAÑOL-FRANCÉS

Biblograf刊

 ずいぶん前に購入した仏西西仏辞典です。発行年を見たら1981年でした。筆者の手元で20年以上眠り続け、やっと日の目を見たことになります。サイズは英和中辞典ほどでしょうか。それほど細かい内容は出ていませんが、一般的な単語をひくには十分です。ただ実用には辞書として既に古すぎるかもしれませんし、事実既に売られていないようです。

 日本で手に入る西仏辞典は以下が唯一かも。値段も2千円くらいと手ごろです。

Diccionario Espanol-Francais Francais-Espanol: Fox

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同時に学ぶフランス語スペイン語会話

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お勧め!

 フランス語とスペイン語を平行して学べる書としてはほとんど唯一のようではありますが、単に二つの言語を並べているだけ、という気がしないでもありません。「基本会話」「旅行会話」というものが載っているところを見ると、どうも旅行に行く人を主なターゲットに考えているようですが、それなら別に「5ヶ国語旅行会話」みたいなものでも良いような気が…。


フランス語からスペイン語へ

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 こちらは語学書では有名な大学書林から出ていますし、値段も小さな本のわりには高い、どちらかと言えば専門書と呼んでも良いものかと思います。文法の違いなどの説明もしっかりしてありますし、参考になります。


基礎フランス語研究

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お勧め!

 フランス語の文法書も一冊欲しいと思って買ったのがこの本です。類書は多いですが、入門用のものとしては値段も手ごろですしお勧めできると思います。やはり会話の本だけよりも文法の本も見ていると、理解の度合いが違うように思います。


CDブック耳で覚えるはじめてのフランス語

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 ごく普通のフランス語入門書です。これは自分で書店で選んだものです。会話を中心にすえてありますから、頻度の高い表現ほど先に学ぶという形になっていますが、スペイン語の知識があると、中途半端に「わかってしまう」こともあるので、もう少し文法などの解説もつけて欲しいところです。