フランス語を学ぶ
フランス語を教養として、あるいは実務として学びたい、という人も多いと思います。さすがに実務レベルのフランス語を短期に独習するのは困難ですが、教養として、あるいは旅行レベルの会話を身につけるためであれば、手段がないわけではありません。
フランス語学習の仕方は、発音が難しい言語であることもあり、フランス語のスクールに通ったり、先生を探すのが一番。当然のことながら、誰か相手がある状態でやり取りをする方が上達は早いです。
後は、音声教材を使って学ぶというオプションがあります。既に英語など、他の言語をある程度使いこなせる人であれば、音声教材を使った学習でもある程度の成果があがると思います。
本だけで文法から入る、というやり方は、短期的なフランス語の学習方法としてはあまりお勧めできません。概要を把握する上で入門書にざっと目を通す、というのであれば勧められますが。
一方で、今後仕事などでもフランス語を使っていく、あるいは留学を考えるというように、フランス語で文章を書くようなことまで意識するのであれば、文法も押さえておく必要があります。スペイン語やイタリア語など、他のラテン系の言葉を勉強したことがない人は、文法書に一度目を通すことをお勧めします。
話し言葉なら、なんとか誤魔化せても、フランス語をきちんと書くのは全く別物。フランス語できちんとした文章を書ける人は、日本でもさほど多くはありません。